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PlantNet


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辞書/辞典/その他 教育
開発者 Cirad-France
無料

Pl@ntNetはスマートフォンで写真を撮るだけで簡単に植物を同定できるアプリケーションです。植物学者がそばにいなくても、もう大丈夫! Pl@ntNetは同時に、ユーザー参加型のとても大きなプロジェクトでもあります。みなさんが撮影したすべての植物はデータとして集積、分析され、世界中の研究者たちによって植物の多様性の進化や、多様性を保ってゆくための研究に利用されてます。

Pl@ntNetによって自然界に生きるさまざまな植物、花をつける植物、樹木、草、針葉樹、シダ植物やつる植物、野生の食用植物からサボテンまで、すべての植物を識別し、それらをもっとよく知ることができます。Pl@ntNetは公園や庭園にあるたくさんの栽培植物を識別することもできますが、このアプリをつくる最初のきっかけはほかにあります。私たちはとくに、自然のなかで観察できる野生の植物はもちろん、みなさんの住む街の路上に咲く花や、庭の菜園に生えた草などの目録をつくるために、そしてそれをみなさんに手伝ってもらうために生まれました!

あなたが観察した植物の画像データをPl@ntNetに送れば送るほど、識別がより正確になります。遠くから見ると同じような植物はたくさんありますが、ときに同じ属の植物の中のほんの小さな違いが種を分けているのです。花や果実、葉は、その種であることを示す最も特徴的な器官ですので、それらをまず写真に撮ってください。でもそのほかのトゲや芽、茎に生えた毛などのディテールも同定の役に立つことがあります。植物全体(それが木であれば木全体でも!)の写真もとても有用な情報ですが、同定するためのデータとしては信頼性が低いので、Pl@ntNetのデータには使用しない方がいいようです。

Pl@ntNetは現在、2万種の植物を同定できます。地球上に生息する植物36万種にはほど遠いのですが、みなさんのようにたくましいユーザーのコントリビュート(貢献)のおかげで、Pl@ntNetは日々向上しています。アカウントをつくるとき、コントリビュートすることを怖がらないでください! みなさんの観察は地域のユーザーにより検証され、いつかアプリ内のフォトギャラリーを彩る1枚になるかもしれないのです。

2019年1月、Pl@ntNetの新しいバージョンが発表され、たくさんの改良と新しい機能が追加されました。
・科と属がわかっていれば、それらのフィルターをかけて検索することができます。
・検証が多数なされた観察(とくに地域のユーザーにより検証された観察)は、よりたしかな情報としてユーザーに提供されます。
・あなた自身や、他のユーザが観察記録を再同定することができます。
・新しく追加されたマルチ植物相機能は、あなたが選んだ植物相だけでなく、アプリケーションにあるすべての植物相から撮影された植物をサーチすることができます。どの植物相から探せばいいかわからないとき、大変役に立ちます。
・お気に入りの植物相には、より素早くアクセスできるようになります。
・フォトギャララリーで分類種の階層間の移動ができます。
・あなたの観察記録を地図が作れます。
・たくさんの情報が閲覧できるよう、いくつかのリンクを追加しました。

スマホアプリとおなじように、ウェブブラウザで使えるバージョンもあります。リンクはこちらから。
https://identify.plantnet.org/